睡眠薬・睡眠改善薬について

睡眠薬の注意点

睡眠薬に限らずどんな薬でも基本的な注意点ですが、自分の処方された薬を他人にあげないようにしましょう。たとえ家族でも大切な友人でも、不眠で悩んでいるからと気軽に睡眠薬をあげてはいけません。逆に相手がくれるといってももらってはいけません。

 

睡眠薬の中にもたとえ成分が同じでも違う種類のものがたくさんあります。このたくさんある種類の中から、その人の症状や年齢、睡眠のリズムや、体のホルモンバランスまで考えて本人にあった睡眠薬が処方されているのです。他の人がこれを服用してしまうと、効果が強く現れてしまったり、副作用が出てしまったり、逆に効果がまったくでなかったりすることがあります。絶対にあげたりもらったりしないでください。

 

また睡眠薬の副作用についてですが、睡眠薬の処方はそのときの体の状態や症状をみて医師が処方をしていきます。ですからすぐにぴったり100%体にあう睡眠薬が見つかるとは限らないです。

 

少しずついろんなタイプを試して効果をみることがあります。睡眠薬を飲んでいて副作用がでてしまったら、その時点ですぐに服用をやめて、量を調節したり睡眠薬の種類を変更したりして様子を見ていきます。そのため少しでも自分の体に変化が生じたら、どんな小さな変化でも必ず医師に伝えることが必要です。

 

副作用は人の体質や体調などによって症状の現れ方が大小違います。ですから自分ではたいしたことではないと思う小さな症状でもそれは睡眠薬の副作用の可能性があるためきちんと医師に伝えましょう。